入れ歯(義歯)治療
入れ歯は、何年も使い続けているうちに少しずつ合わなくなってきます。咬むときに痛んだりずれたりすればストレスを感じますし、食事や会話に不便を強いられると生活そのものを楽しめなくなってしまいます。
入れ歯と言うと、「しっかり咬めない」「痛い」「見た目が悪い」などマイナスイメージが浮かぶかもしれませんが、最近では精度の高い入れ歯が数多く登場しています。入れ歯を快適に使っていくためには、自分に合ったものを作製するとともに、きちんとメインテナンスを受けることが重要です。
当院の自費の入れ歯においては、30年以上、問題なく使用されている患者様もおり、実際に現在、98歳の患者様(当院では最高齢の患者様)が入れ歯のメインテナンスにいらっしゃっています。地域のみなさまの笑顔のため、精度の高い入れ歯治療と丁寧なメインテナンスをお約束します。
保険の入れ歯と自費の入れ歯
入れ歯には、保険診療の入れ歯と自費診療の入れ歯があります。保険の入れ歯は、使用できる素材がレジン(歯科用プラスチック)のみに限られますが、自費の入れ歯には金属や樹脂など幅広い素材が使われます。治療費の違いはもちろん、機能面においても審美面においても大きな差が出ますので、歯科医師と相談のうえ自分に適した入れ歯を選びましょう。
当院では、保険の入れ歯も自費の入れ歯も取り扱っています。患者さんの症状やご要望やご予算に合わせて、最適な入れ歯をご提案させていただきます。
自費の入れ歯
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マグネットデンチャー
歯根側に磁性金属を埋入し、入れ歯側に磁石を取り付け、磁力で固定するタイプの入れ歯です。しっかりと固定されるため安定感があり、保険の入れ歯のようなバネがないため審美性にも優れています。
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金属床義歯
歯ぐきにあたる部分(床)が薄く丈夫な金属(チタン・コバルトクロム)でできている入れ歯です。雑菌が繁殖しにくく衛生的で、お手入れも簡単。熱がしっかりと伝わるため、食事を楽しむことができます。
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インプラントオーバーデンチャー
一般的なインプラントよりも小さいサイズのミニインプラントを顎の骨に埋め込んで、それを入れ歯の土台とする治療法です。入れ歯がしっかりと安定するのがメリットです。ミニインプラントは歯ぐきを切開せずに埋入でき、痛みや出血もほとんどなく、手術当日から食事ができます。